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【新築にかかる費用④】値引きをきっかけにメーカーを決めるリスク

新築建設にかかる費用について、今回は値引きの本質について解説します。費用が下がると助かりますから、多くの施工主さんはメーカーの担当者が値引きを提案してくれると嬉しいのでは。

ですが、金額自体は下がっていても、「どうやって値引きを実践したのか」は会社によって異なります。

例えば、資材の品質ランクを下げることで費用をダウンしていたり、自社の利益率を下げることで値引きを実現したりなどです。

納得の行く値引き内容であれば、希望の家造りも叶えられます。ですが、単純なプライスダウンだけで契約に進んでしまうことはおすすめ出来ません。

では、見積もり段階で値引きの話になったとき、施工主としてなにに注意すべきなのかを説明しましょう。

 

資金計画と値引きについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて御覧ください。

【家造りで陥りがちな落とし穴①】見積もり比較で理想の家が作れるとは限らない

 

そもそも値引きを行わないメーカーが増えている

打ち合わせ

新築作りは「売買契約」ではなく「請負契約」です。すでにあるものにお金を出して買い物するのではなく、「こういうものを作ることが出来ますよ」といういわば信頼に対してお金を払う買い物なのですね。

しかし、現物がないということは、はっきりした金額は決められないということ。建築資材も、見積もりの段階と契約の段階で仕入れ価格が変動して金額そのものが変わってしまうこともあるのです。

そのため、「目に見えないものに対しての値引きが不誠実だ」と考えるメーカーが増えています。結果として2021年現在では、値引きの提案自体がなされないここともあることを、まず覚えておいてほしいと思います。

 

販売を促す目的で行われる値引きもある

「ここの値段を下げますからうちに決めませんか?」というのはメーカー側の工夫の一つでもあります。担当者としても、自分たちの会社に利益を出さなくてはいけません。だから自社に決めてもらうために、値引き交渉するのはごく一般的です。

ハウスメーカーの例だと、「〇〇万円引きキャンペーン」などと言った方法で販促を行っていることもあります。

もちろん、実際に建つ家の内容と、キャンペーンの内容を比較して、金額の希望が折り合えばそれはよい契約です。なので問題なく家造りの話し合いを勧めてください。

ただ、減額された分の実情がわからなくて不安な場合は、やはり値引きがプラスに働いているとは言い難いです。

 

値引きがメリットかどうか判断するのは困難

値引きの内容が自分たちに撮って本当にプラスなのか、メリットがあるのか、素人が判断するのはかなり困難です。

例えば、A社は2000万円の家作りを提案。B社も2000万円の見積もりを提案したとしましょう。

  1. B社が値引きを提案し、1800万円でB社と契約をした。
  2. しかし、キッチンバス・トイレなどの内外装の内容を確認した結果、B社の見積もりに合ったものよりも、もっと違うものの使いたくなって内容を変更。
  3. 結果として2000万円になってしまった。あとになって、A社の提案なら最初から希望に叶う設備が計上してあった。それならA社に契約すればよかった。

こういうシーンは新築計画の際によく見られるものです。結果的に同じ金額になってしまうのなら、最初からA社と契約したほうが時間的なロスが少なくすんだのに、ということですね。

ですが、住宅メーカーが得意としている家造り、施工方法について持っている理念、そしてその建て方だとどんな家になるのか。
これを踏まえてメーカーの提案してくれる値引き内容のメリットデメリットをきちんと理解することは、素人には困難といえます。一つ一つの工法の理論を学んでいくのは時間もかかるし、難しいと考えてください。

そのため、値引きされた内容が、本当に自分の理想に叶っているのか、安易に判断するのはハイリスクだといえます。

 

資金計画書の内容も合わせて確認を

時間 金額 品質

新築に関する費用を示した書類には、「見積書」と「資金計画書」があります。見積書は建物だけの金額、資金計画書は外構工事や登記、金融機関の調査費用などを合わせた新築にかかる金額のすべてが書かれているという違いがあるので、覚えておいてくださいね。

場合によっては、見積もり内容が変化していなくても、資金計画書の金額が減額されていることがあります。なぜかと言うと、住宅メーカーが直接関わらない外装工事の金額、つまり「資金計画書」の内容を変更しているからなのです。

しかしそうなると、のちのち駐車場の整備やオーダーカーテンに予想外の出費がかさんでしまい、結果として費用減にならないこともあります。つまり、実態が伝わりづらいのです。

だから、資金全体が減額になっていてもそれが自分のプラスか慎重に検討する必要があるのです。

 

値引きについて説明がきちんとしているかをチェック

説明 相談 解説

値引きが施工主のプラスであるかどうかは、メーカーの担当者の説明で判断しなくてはいけません。つまり、自社の利益をげずったために値引きが可能になっているのか、そうではなく自社が関わらない外構工事費の見積額を減額したのか、あるいは資材のランクを落としたことで自社の利益を維持しながら減額したのか。
きちんと説明してくれるかどうかで、メーカーの誠実さも判断することが出来ます。ですから必ず金額の変更について説明を求めるようにしてください。

説明の内容に納得がいくのならだ、希望の家造りに近づけるわけで、施工主側にデメリットはありません。ですが、説明がない、あるいは説明内容に満足できない場合は他のメーカーを検討してみることをおすすめします。

トリスマなら見積もりと資金計画書について、経験をもとに詳しく説明することが出来ます。この値引きがどうして可能なのか、その値引きは果たしてプラスなのかマイナスなのか。不明な点についてすべて回答出来ますので、気軽に相談してください。

 
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