鳥取市で住宅メーカーを選ぶには？大切なのは優先順位の明確化

鳥取市周辺で住宅メーカーを探すときの優先順位の付け方を知っていますか？　実は、新築を考えていても、住宅メーカーの選び方がわからないという方は多いのです。

「どのメーカーも同じに見える」
「メーカーの特徴や得意分野がわからない」

こんな理由で、なんとなく印象だけで住宅メーカーを決めてしまう。これでは自分たちの理想の家は作れません。加えて、多くの施工主さんが予算の限界という問題に直面します。あらゆる希望をすべて叶えたパーフェクトな家を建てることはできません。

そこで重要なのが優先順位の付け方です。自分がもっとも大切にしたいのは何なのか？　限られた予算の中でこだわりたいのは性能？　デザイン？　それとも会社との付き合い方？　今回は住宅メーカー選びのイメージが固まっていない人のためにどうやって優先順位を点けたら良いのかを解説します。

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優先順位の付け方・大切にしたいことを3つ挙げる

まず自分の新築に対する価値観の中で、大切にしたいと思うテーマを3つピックアップしましょう。イメージが湧かない、という場合には、

• 住宅の性能
• 住宅のデザインと設計
• 会社や担当者の能力

を考えてみることをお勧めします。性能、デザインは快適な住居作りに深く関わっていますし、会社とのやり取りのスムーズさも家造りには欠かせない要素だからです。

この他にも自分にとって重要だと思えるテーマがあれば、箇条書きにしてリストを作ります。採光や通気性、外壁の色や屋根の形などどんなことでもいいのです。

頭の中で考えていても分かりづらいことが、視覚化すると明確になることがあります。まずは具体的なイメージを固めなくては、最適なメーカーを選ぶことはできません。

ピックアップした要素をもとにメーカーを比較

優先したい要素が決まったら、該当するテーマについての情報を集めます。例えば性能を重視したい場合、耐震性能、機密性能、断熱性能などが上がってきます。

次にそれぞれの性能について得点を点けてみましょう。どうしても耐震性能を確保したいばあいならは5点、ある程度断熱性能が欲しいのなら4点という具合です。5点満点がつく性能こそが、最も重要なニーズになります。

一番譲れないニーズが見つかったら、数値的な情報ももとにしながらメーカーを比較しましょう。たとえば耐震性能には「耐震等級」というランキングがあります。震度7の揺れに頼れる性能なら耐震等級1、震度7の1.25倍の揺れに耐えられるものを耐震等級2、震度7の1.5倍の揺れに耐えられる場合耐震等級3となります。

数値を知ることで、メーカーの絞り込みが可能になるのですね。耐震等級3の新築を希望するのなら、鳥取市内でそれを得意としているメーカーを選べは良いわけですから。

この他にも断熱性能を表すものにQ値（熱損失係数）、C値（相当隙間面積）、Ua値（外皮平均熱貫流率）などがあり、これらの高い低いによって気密性の判断ができるようになっています。

性能を体感するための見学会も重要

数値で説明されただけではよくわからない場合は、メーカーが持っているモデルハウスや完成見学会などを見てみることをお勧めします。

「快適な空間」というのはひとそれぞれです。高断熱性を求めていたけど、意外と間取りも重要だったな、ということが認識できるからです。結果、だったら断熱性能を落としても、希望どおりの設計をしてくれるメーカーを選んだほうが良い、という変更がおこるかもしれません。

鳥取市内では2022年現在旧郡部のニュータウン開発が盛んです。内覧会などのチャンスがあれば、できるだけ参加してみてください。

集まった情報をまとめて再度ランキングする

最初に3つのテーマから優先順位を考え、それを元に数値などの情報を集め、実物の新築物件を見学するなどして経験値が溜まったら、再度ニーズをランキング化します。

トリスマでははじめてご相談を受けるお客様のために、いくつかチェックシートを用意しています。新築が持ちうる性能を箇条書きにしたものや、デザインのサンプル写真などです。

トリスマスタッフはこれらのチェックシートも活用しながら、もっとも譲れない機能はなんなのかを探すサポートをします。たとえばチェック項目のなかで「結露を防ぎたい」「夏でも快適に過ごしたい」などが選択されたなら、気密断熱性能を求めているということを指摘できますから。

社内には気密性、断熱性に強いメーカーの資料揃っているのですぐに具体的な社名を提案できます。そのため、メーカーに相談するときに初回から具体的な話し合いが始められ、完成までの時間短縮につながるのです。