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【家造りで陥りがちな落とし穴④】注文住宅で起こりがちな土地選びの失敗例

建物は注文住宅のメーカーに頼もうと思っているのに、先に土地を購入してしまうケースもあります。こちらも、家造りでよくある落とし穴なのです。

でも、まず土地が決まらないとその先の相談を進められない。このように考えて土地の情報を調べようとするひともたくさんいます。

では、土地を先に決めてしまうことで、家造りにどんなブレーキがかかったり、どんな理由でハードルが高くなったりしてしまうのでしょうか。

今回は、はじめに土地ありきで注文住宅に依頼しようとすると、思いがけない壁にぶつかることが多いという例について解説します。

 

低価格だからといってすぐ土地を購入してしまう

土地の情報を調べ、低価格だからということで、すぐ購入に踏み切ってしまうというケースはたくさんあります。ですが、その価格はあくまでも土地そのものの金額。実際には諸費用として数十万円必要な場合が多いのです。

この記事でも解説していますが、立地や土地の形、上下水道設備があるかないか、雨が降ったときに水がきちんと処理されるように勾配があるのか、などチェックしなくてはいけないことが多いのが実態。

場合によっては市町村が管理している道路から水道管を引かなくてはいけなかったり、水はけを良くするための勾配を作るために盛り土をしなくてはいけなかったりするのです。そのための費用が最大で数百万単位の出費になるのですね。これを考慮せず、土地を契約してしまい最終的な金額が膨れ上がります。

そのため、トリスマでは価格だけで土地を選ぶことはかならずしもおすすめできないと考えています。

家を建てる前に必要な土地選びと建物に関するイメージ作り

資金計画が無いのに土地の購入から家造りを考えてしまう

土地の購入から家造りを考える心の奥には、まず場所が決まっていないと具体的な相談ができないという先読みがあることがあります。これは冷静な判断とも言えるのですが、注文住宅を考えているならデメリットがあることも知ってください。

どんなメーカーでどんな建物を作ってもらうのか計画することなく土地を購入してしまうと、そのあと選べる注文住宅メーカーの選択肢が大幅に限られてしまうのです。

たとえば予算が3,000万なのに土地を1,500万で購入してしまうと、ローコストを専門にするメーカーしか選べなくなってしまうように。

建物にこだわりがある、譲れない理想がある場合、先に土地購入することは避けるべきです。結果的に家が建ったとしてもそのあと快適に満足のいく生活できないかもしれないですからね。

資金計画についてはこちらの記事も合わせて御覧ください。

家造りのスタートライン・ローンを組むために不可欠な5つの項目チェック

 

フルローンだと土地を買うときから住宅ローンが発生してしまう

自己資金0で、土地の購入からすべてフルローンで家造りを考えているひとが近年増えています。金融機関からの借入金ですべての費用を賄おうとすることですね。

ここに落とし穴があって、金融機関のフルローンで計画する住宅ローンは土地と同時に住宅会社も決まっていないと、本申込を行うことが出来ないのです。

住宅ローンは、金融機関に損失が出ないようにするために土地と建物セットで担保としています。どんな建物が建つのかの計画ができていないと担保価値を測れないので、お金を貸すに貸せないと思ってください。

しかし、土地の残代金の支払いは、一般的に1ヶ月以内。つまり、フルローンで土地と建物の購入を考える方の場合、土地契約の時点で、住宅会社もある程度決まっている状態でないと、急いで住宅会社をきめなくてはならなくなり、希望通りの会社にたどり着けないことがあるのです。

 

 

土地購入、失敗しないためのポイント

土地購入を優先してしまった場合の失敗例を紹介してきました。では、このような落とし穴に陥ってしまわないために、どんな対策を取れば良いのでしょう。ひとつひとつポイントを解説します。

 

必ず自分で土地を見て決める

土地は価格だけで判断せずに、必ず現場に行って自分の目で状況を確かめることが大切です。そうすれば、勾配があるかどうか、あるいは更地ではなく前の住居がまだ残っていて解体しなくてはいけないことなどがわかります。そして、問題を解決するために必要な金額がどのくらいか見えてきます。

ただ、諸費用というのは土地を買うだけでなく家を建てる過程でも発生することがあります。プラスの出費がある程度出ることも考えながら、土地にいくらお金をかけられるか考えましょう。

 

建物の具体的なイメージを作ってから土地を探す

はじめに土地ありき、ではなくはじめに住居に対する希望やニーズをはっきりさせておくことも大切です。絶対に譲れないポイント(マスト)や、できればあったらいいなあという譲歩できるところ(ウォンツ)ですね。

ビジョンがはっきりしてくると、おのずと土地の条件も住宅メーカーの条件も絞ることができます。余計な時間も出費もかかりません。

予算内で希望に叶う理想的な家を建てるためにも、建物の具体的なイメージ作りはぜひ最初の段階で行ってください。

 

まとめ 土地が足かせにならないように

土地を先に購入してしまうと、それだけで住宅メーカーを選ぶ条件が絞られてしまい、建物に対して我慢しなくてはいけないことが増えてくるというデメリットがあります。

土地を買ってしまったら、家そのものに使える資金が限られてしまい、メーカーの選択肢も少なくなるからです。

そこで、まずは専門家の意見を聞くことをおすすめします。トリスマでは土地選びの相談も受け付けています。工務店などで働いた経験から、土地選びに必要な知識を提供出来ます。

最適な家造りのために土地選びのお手伝いをしますので、気軽に相談してください。

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