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知人の紹介で新築を失敗してしまうリスク2つを解説

今回は、知り合いから紹介されたメーカーと契約することのリスクに絡めて、新築づくりで起こりやすい失敗とそれを避ける方法を解説します。すでに家を建てた経験を持っている方が、お友達に自分の利用したメーカーを紹介することはよくあります。

「すごく親切に対応してもらえた」
「おしゃれで大満足の家が建った」
「親戚だから融通を利かせやすい」

などのメリットがあったため、新築を考えている友人知人にも紹介しよう。自分の買い物したお店の接客や品物が良かったから、友達も連れていきたいな。こういうのは人の心情として自然なものです。

しかし、日常的な買い物と新築住宅は大きくかけ離れたテーマだということを考えていただきたいのです。家というものは買い替えが効きません。金額も一生に関わる額になります。それを、「勧められたから」という理由だけで決めてしまうのはハイリスクなのです。

では実際にどんな点が問題となるのか、解説していきましょう。

友達だからといって家や暮らしの好み・価値観は異なる

一番大きな問題は、親しい友だちや親戚だからといって、どんな家に住みたいのか、どんな暮らしを送りたいのかという価値観は全く異なるということです。

例えば、個性的な外観にしたくて、窓を多く付けたり外壁塗装にこだわった家を建てた友人がいたとします。友人は自分のこだわりをメーカーがすべて叶えてくれたので、満足できるのは当然。ですが、あなたのニーズはどうでしょうか?

個性的なデザインを求めていますか? 窓の位置や外壁材の素材にこだわりがありますか?

もしそうであれば、安心してそのメーカーに相談してください。問題は自分の持っている理想の暮らしとメーカーの方針がずれているのに、相談して契約、施工に進んでしまう場合です。

家造りの譲れない条件についてはこちらの記事も参考にしてください。

大切なのは、自分が生活、もっというと人生に求める価値観をはっきりさせることなのです。暮らしの理想が理解できていないのに、メーカーを決めることはできません。決めてしまうことが、新築失敗の起因となるのです。

価値観をはっきりさせることで理想の家と暮らしが実現します

知人・親戚だからこそ言いたいことが言えない

「せっかく紹介してもらったから絶対にここに決めないと悪い」
「親戚の人がやっている会社にお願いするからあんまりわがままは言えない」

このように考える人も多いのではないでしょうか。日本人の国民性は謙虚ということが知られています。思い遣りともうけとめられますが、相手に気を使うあまり自分の言いたいことをはっきり主張出来ないのですね。

親しい関係の人だからこそ、この傾向が強くなる場合があります。上の例のように、本当はもっとシンプルな家でいいのに、耐震構造やデザインの上ででハイクオリティなものを勧められてしまった。好みに合わないけれど、知り合いの勧めは断りづらい…。仕方ない、この案で契約しよう。

といったように、自分たちの好みやニーズを相手に上手く伝えることが出来ず、メーカーベースで打ち合わせが終わってしまったとしたらどうでしょうか。

後々負担しなくてはいけないローンの額が大きくなった、キッチンやお風呂が使いづらくなってしまった、収納が思ったよりも少なくなってしまった。などの問題が後から浮上してしまうのです。

最初に述べたように、問題が見つかったからと言って簡単に改善出来ないことが新築の難しさです。「これでいいかな」「まあ目を瞑ろう」と思って決定してはいけません。

後悔しないようにする2つの解決策

知人の紹介でハウスメーカーを決めると、ニーズと合致しない、意見が出しづらいというデメリットがあることを解説してきました。では、このリスクを避けて後悔の無い家造りをするために、どんな対策をするべきなのかについて2つの方法を紹介しましょう。

住宅メーカーは必ず数社比較する

契約する前に住宅メーカーを必ず数社比較することをおすすめします。紹介されたメーカーが本当に自分たちに合った家造りをしてくれるのか知るためです。

資料を検証すると、各メーカーごとに得意としている施工方法や選べるキッチンのブランドの種類、それにかかる費用などがよくわかります。

料理が好きなのでとにかく大きなキッチンがほしい。でも紹介されたメーカーはあまりキッチンの種類が選べない。これでは理想の家は作れません。逆に、比較することで、紹介されたメーカーはキッチンはあまり種類がないけど断熱材にこだわっていて一年中快適に過ごせることが分かった、という場合もあるかもしれません。

いろいろな住宅メーカーの特徴をリサーチする過程で自分の理想に出会うこともあります。紹介されたメーカーにすぐ出かけない、まずは下調べをする。これが新築を成功させるための対策の1つ目です。

メーカーの特徴の調べ方はこちらの記事でも紹介しています。参考にしてください。

住宅メーカーが持つコンセプト4選。自分にぴったりな会社の選び方

自分の住む家のことは自分で決める、という意識を持つ

すでに新築を建てて快適に生活を営んでおられる方は、おそらく事前にかなり勉強をしているはずです。どんな家に住みたいのか、何十年後も同じ暮らしを続けることが可能か、それを叶えるには何が必要か、費用面はクリア出来るのか。など、資料を集めたり、住宅見学会に何度も足を運んだりして、努力を重ねてこそ理想にぴったりの新築が手に入るのです。

新築成功者の方から、「このメーカーが良かったからここに決めたら!」と言われると

「いいメーカーなんだ」

という内容だけが印象に残ってしまい、それ以外のことを考えようとしなくなってしまいます。例えるなら、ダイエットに成功した人の書いた本を読んで「この方法なら自分も痩せられるんだ」と信じ込むことに似ています。ですが、本当に痩せられるかどうかはダイエット法を実践しなくては分かりません。むろん、体質やライフスタイルの違いがありますのであらゆる人が痩せるダイエット方法は存在しません。家造りも同じです。

重要なのは、「これで成功する!」と言われて思考を止めてしまわないことです。「本当に成功するのかな?」とポジティブな疑問を持って自分から進んで調査・体験してください。

まとめ・理想のメーカーは必ず自分で探す!

自分が何十年も住む家ですから必ず自分で理想を追求し、自分の力でメーカーを選びましょう。大学入試や就職試験のとき、友達が「この学校、会社がいいらしいよ」というので、そのまま受験することはないですよね。

一生を左右する買い物ですから、必ず自分の力で自分の行きたい方向性を模索してください。とはいえ、調べることが多い、そもそも時間がない、調べてみたけど違いがよくわからない、何にこだわるのがいいのか選べない…。

こういった場合には、トリスマに各メーカーの資料が揃っていますし、特徴、得意分野について熟知したスタッフがいますので、お気軽にご相談ください。まずは絶対に譲れない条件探しからお手伝いします。

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