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【家造りで陥りがちな落とし穴②】注文住宅なら自由に設計できるとは限らない

家造りで陥りがちな失敗例、今回は注文住宅についての解説です。「注文住宅」と銘打ってありますから、何でも希望を聞いてくれる、どんなことでも注文できる、と思ってメーカーと契約する施工主の方が多く居ます。

ですが、注文住宅はお客様のあらゆる希望叶えてくれるわけではありまん。

実際にはかなり制限のある中から条件を設定しなくてはいけなかったり、注文したい仕様を契約したメーカーが請け負ってくれなかったりすることもあるのです。しかも、それが契約後に分かるケースも少なくありません。

そこで、注文住宅を選ぶときに知っておくべきポイントを説明します。家造りに失敗しないために注意していただきたいテーマですよ。

 

注文住宅の種類・セミオーダーとフルオーダー

注文住宅といっても、すべての希望に答えてくれるわけではないと説明しました。具体的には、セミオーダータイプとフルオーダータイプの2種類の施工方法があるのです。

セミオーダータイプは、予め決まった規格がいくつか用意されていて、それをベースに家を建てていく方式と取っています。選択できる規格はメーカーによって3種類だったり4種類だったりと様々です。ただ、共通しているのは、ある程度間取りをいじったりする程度の要望しかとおらないということですね。

対してフルオーダータイプは、土地に合わせて日当たりや玄関の位置などを考慮し、施工主の希望を聞きながら0からの設計が可能になる点で異なっています。

セミオーダーにもフルオーダーにもメリットとデメリットがあり、どちらが希望に叶うのか見極めて契約しなくてはいけないものなのです。でなければ希望に叶う家は造れません。

 

フルオーダーのメーカーにお願いするときに注意しなくてはいけないこと3つ

0からの設計が可能とはいえ、フルオーダーの会社と契約したあと、実は希望通りに家が建たないことがわかった、というケースも良くあります。

原因を一つ挙げると、住宅建築の打ち合わせでは事前に決めておくべきことが多すぎて、仕様に関する打ち合わせが後回しになってしまうからなのですね。

そこで、フルオーダーの注文住宅ででありがちな落とし穴について3つの注意点について解説しましょう。

 

メーカーが掲げるコンセプトと住宅への希望がマッチしているか?

メーカーには、それぞれが掲げる家造りのコンセプトや価値観があります。そのコンセプトと自分の家造りの希望がマッチしない事があるのです。

例えば耐震設計に絶対のこだわりを持っているなど。耐震設計には基準が設けられていて、必ず最高ランクの耐震性能を持った家を建てるというこだわりのメーカーと契約したとしますね。

仮に、お客様が開放感のある大きな窓のついた家を希望したとしましょう。耐震強度を上げるためには、できるだけ窓を小さく取ったり壁同士の接合部には窓をつけてはいけないなどのルールがあるのです。

これでは、大きな窓から採光や空調を良くしたいという希望が叶いません。

このように、フルオーダーでもメーカーの目指すものはそれぞれ。自分の希望にマッチしているものなのかをまず確かめなくてはいけないのです。

 

メーカー叶えられる「自由」には実力差がある

フルオーダーの住宅メーカーの特徴として、「自由に設計ができる」と情報発信している会社はたくさんあります。ここが2つ目の注意点です。

「自由」を謳っていても、実際には、すべての希望を叶えてくれる、全部自由にさせてくれるフルオーダーの住宅メーカーはかなり少ないのです。メーカーによって決まった取引先の内外装を使わなくてはいけないなど、ある程度の制約が必ず存在するからです。

もし、希望する内装の施工が可能だったとしても、別途費用負担が必要だったり、自分たちで専門メーカーと話し合わないといけないこともあります。

完全な自由をメーカーに期待するのは少し無謀である、ということを知って起きましょう。

 

強すぎるこだわりに対応できないメーカーもある

さらに、近年よく見受けられる例として、かなり細部にまでこだわって家を造りたいと希望するケースについても注意が必要です。たとえば、コンセントの位置やデザインなどですね。こうしたかなり細かい要求には、対応しきれないメーカーも多いのです。

なぜなら、メーカー側もコンセント専門のメーカーを担当したことが無いので、初めての仕事になってしまいます。つまり、業界のノウハウがないので手探りというか、お客様の期待に答えることが難しくなります。

そうなると、施工主側が自分で情報を集めて検討しなくてはならず、メーカーとしても注文した側としてもストレスになってしまうのです。良い関係を維持しながらの家造りができなくなってしまいかねません。

 

内外装についての選択肢に企業格差がある

壁紙、バス・トイレ、外壁などの内外装を請け負う専門企業についての選択肢が、契約した住宅メーカーによってかなり異なることにも注意が必要です。

例を挙げてみましょう

  • バス・トイレなどの水回りはすべてリクシルから選ばなくてはいけない
  • バスとトイレは別々のメーカーから選んでもいいが、TOTOは選択肢に入っていない
  • タカラのキッチンを希望したいが、企業のリストにタカラが入っていない

内外装の自由度はメーカーによってかなり格差があります。水回りの設備にこだわりたい方は、予め希望にかなるキッチン、バス・トイレメーカーなどを絞ってから住宅メーカーを選ぶ必要も出てくるでしょう。

 

まとめ 注文住宅に何をのぞむのか決めることが重要

自分達にどんな家が必要なのか一番最初に決めることがもっとも重要なことです。この過程と通してセミオーダーにするのか、フルオーダーにするのか見極めやすくなるからです。

多くの施工主の方にとって、最初自宅に対するイメージはおぼろげです。徐々にはっきりさせていくことで、何が必要で何が不必要なのかが分かってくる

希望が固まれば最適なメーカーをトリスマが紹介します。希望探しの道筋もトリスマがサポートしますよ。価値観設定については以下の記事も参考になるので、合わせてお読みください。

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