新居を考える際に、建売の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。すでに建物ができているのでわかりやすい、目で見て確認できるので助かるなど理由も様々。しかし、建売の購入には意外な向き不向きがあるのです。
そこで、今回は建売住宅のメリット・デメリットを、注文住宅との比較で解説します。現状建売住宅の購入と引っ越しを検討している人の中で、とくにこだわりがないから選んだ、あるいは建売住宅についてそれほど詳しく知らないという場合に参考にしていただきたいと思います。
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新居に建売住宅を購入するメリットは主に3つの側面があります。それぞれ解説していきましょう。
建売住宅の最大のメリットは、新居がほしいなと思ったときにすでに建物が出来上がっている、あるいは売出し前提で工事が着工しているということです。
新しい家を作り、引っ越しをするまでにはそれぞれの家庭の事情が大きく影響するもの。例えばお子さんの小学校入学に合わせて学区域に新居を建てたい。離れて暮らしていたご両親の1人が急に亡くなったので、残された家族と一緒に暮らす家が必要になった、などなどです。
こちらの記事でも紹介していますが、鳥取市、得に旧市街周辺で希望に合う地域に土地を見つけるのはかなり難しいのが現状です。引っ越したいタイミングで希望にぴったりな条件の土地を見つけるのはとても大変です。土地が見つかっても、購入し家を建てて引っ越すまでに更に時間がかかります。
それなら、該当する地域で手頃な建売住宅があれば、速やかに引っ越しをして新生活をスタートできます。このように、事情により急いで新しい家がほしいという方に、建売住宅は向いているのです。
上の内容と係ることですが、引っ越しまでがスムーズなので今住んでいるアパート等の家賃を余計に払わずにすむということもメリットとして挙げられます。
また、ローンの支払い開始が注文住宅よりも早くなるので、完済も早くなるという側面もあるのですね。どうしても土地にこだわりたいという場合には、土地が売りに出されるのを待っている間ずっと現状の家賃を負担し続けなくてはいけません。それが1年、2年ともなると少ない金額ではありませんよね。
土地にこだわらないのだとしても、一から新築を建てるのに最低8か月程度かかるものです。引っ越しが早く済むと、その分の出費が削減できるのですね。
建売住宅は、近隣住宅との位置関係や窓の位置、採光などを目で見て確認することができます。たとえば注文住宅の場合は、なにもない土地と設計図を見ても、具体的な完成図がイメージしづらい物なのです。
そのため、引っ越してみたら意外と窓が小さく部屋が暗く感じる、お隣と窓がかち合って気になるなど完成してからやっとわかったということがまま起こりえます。
その点、建設中も含めて具体的な建物を確認できる建売住宅ならば、方角やお隣との距離感を外から見たり、間取りや窓の大きさを中に入って確かめたりすることが可能です。買い物は、見てみから決めたいという人には大きなメリットと言えるでしょう。
建売住宅のデメリットは、機能が最低限、好みを反映できない、デザインが無難なものになるの3つです。それぞれ見ていきましょう。
建売住宅の機能や性能は、注文住宅と比較してそれほど高くない傾向にあります。フルオーダーの注文住宅なら、耐震性能やシロアリ対策、サビやカビ対策、バリアフリー機能など長期間暮らし続けられる様々な機能を取り付けることができます。
こちらの記事でも紹介していますが、2022年現在の日本では、高性能な住宅を建てて長く住む事ができる「長期優良住宅」の建築が奨励されています。
しかし高性能、高機能な住宅を建てるにはどうしても費用がかかるものです。建売住宅は、施工主となるのが不動産業者ということもあって、機能性にあまりこだわっていない場合があります。そのため、低価格で購入できる反面、十年程度で柱や壁が劣化するリスクを抱えているのです。
自分の子ども、孫の世代まで快適に暮らしてほしい、自身が年を取って足腰が不自由になったときでも安全に暮らしたいというニーズにはあまりマッチしません。
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