住宅メーカーを解約する場合は早めに決断を。経費を請求されることも

ハウスメーカーや工務店と契約をしたけど、打ち合わせしてみたら自分の作りたい家の方向とは合わなかった。やっぱり解約したいけど、もう契約金を払っているしどうしたらいいだろうか。新築を考えるときにこんな悩みに直面する方もあるかもしれません。

鳥取市周辺で新築住宅の契約を途中で解約するケースはほぼありません。ですが、契約当初にメーカーの得意分野が自分のマストなニーズにマッチしていないことが理解できていないこともあるでしょう。

万が一、契約を取り消すときに注意しなくてはいけないことについて解説します。お金は帰ってくるのか、時期はいつ頃が目安なのかについて参考にしてください。

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解約の時期によって返金される契約金は変化する

住宅メーカーと契約をする際、契約金として工事費の1割り程度を支払う必要があります。より現実に即して言うと、100万円〜工事費の1割になります。2000万円（土地代を抜く）の工事を計画している場合なら、手付金としての契約金が200万円必要ということです。工務店と契約する場合はケースバイケースで、鳥取市周辺では数十万円が相場になっています。

解約した時点で、契約金は返金されます。しかし、どのタイミングで解約するかによって返金される額が変わってしまうため、注意が必要です。

どういうことかと言うと、契約の後工事を進めるに当たって、住宅メーカーでは設計図面の作成や役所への建築申請、地盤調査などの作業が着々と進められています。社員さんが動いて経費が発生しているのです。

施工主側から解約を申し入れると、支払った契約金の中からかかった工務店はかかった経費を回収しなくてはいけません。そのため、解約のタイミングが遅くなればなるほど返ってくるお金が少なくなり、場合によってはオーバーした経費の分を支払わなくてはいけなくなるのです。

かつては契約金が返金されないことも多かった

2000年ごろまでは、途中で解約をした後契約金が一切返金されないという事態も頻発していました。文字通りの泣き寝入りで、企業側としても誠実な対応でなかったケースもあったようです。

2022年現在では、こうした事例は殆どなくなっています。新築に関する法律問題に関する知識が普及したこと、それに伴って判例も増えたことが原因と考えられます。結果として悪質な業者も減少ししています。早期に解約しても一切の返金がなさない場合は、明らかに企業の対応がおかしいので話し合うか、行政書士の方に仲裁を依頼してみてください。

解約の原因はニーズと会社のミスマッチであることが多い

住宅会社を解約したいと思う原因のもっとも大きなものは、施工主さん側のニーズと会社の技術力、方針などのミスマッチです。こちらの記事でも解説していますが、自然素材を扱うことのが得意なメーカーと、自然素材に興味のない方が契約をしても充実した話し合いはできません。

ミスマッチが解決されないまま建築を進めると、結局住んでみて満足できて建ててよかったと思える家にはなりません。ただ、ニーズに100%答えてくれるメーカーというものは基本的に存在しないので、60%の希望を叶えてくれるのであれば解約せずにリプランするなどの対応で新築作りを進めるほうがおすすめです。

鳥取市周辺で解約になる事例はほとんどない

トリスマに相談いただいたお客様の中で、解約に至った事例は1件しかありません。こちらのケースでは、依頼したメーカーさんが小規模で社員さんも少なかったために、図面が出来上がったり契約書の交付ができなかったことが原因でした。

メーカー側に悪意があったというわけではなく、多忙だったためどうしても期日を割ってしまったという事例です。とはいえ、お客様としては大事な新築建設を進めるのに、契約の期限を守ってくれないのは不安が大きかったようです。それにそもそも契約期日を守ってくれないのは重大な過失です。

このように、トリスマスタッフがサポートした施工主さんの中で解約に至ったケースはほとんどないので、解約という選択肢はあまり想定しておかなくても大丈夫です。

まとめ・トリスマはミスマッチが起こらないように最適なメーカーを提案

住宅会社との契約を解除する場合、それまでにかかった経費を差し引いた分の契約金が返金されます。全額返還されないという心配はあまりないのですが、時期が遅くなってから解約すると、マイナスが発生してしまうことも。

解約の原因のもっとも大きなものは、メーカーの方針とのミスマッチでした。トリスマスタッフが関わった限りでは、解約に至るような深刻なミスマッチは起こっていません。

トリスまではお客様の理想とする家が立つように、カウンセリングシートや聞き取りを通じてマストなニーズとそれほど重要ではない要求を明確化していきます。そのため、解約の心配をせずに家造りを進めていただけます。新築を計画していて、しっくりくるメーカーがなかなか見つからないというときに、ぜひご利用ください。