鳥取市周辺の新築住宅で失敗しないコンセント配置のポイント

引っ越しが住んで新居での生活が始まると、「ここをもう少しこうしておけばよかった」「ここはこんな設備じゃなくてもよかった」という気づきがおこりやすいものです。とくに、コンセントやスイッチの位置関係は、実際に暮らし始めてから後悔しやすいもの。なんとなくここでいいかな、という位置に配置してしまうと、掃除がしにくかったり収納ケースが置きにくかったりするからです。

そこで、今回は失敗しないコンセントに位置の作り方について解説します。日常生活で使いやすいコンセント位置取りは、どんなふうに考えればいいのか見ていきましょう。

家具のレイアウトと同時に考える

家具や家電の位置を考えながらコンセントの位置取りも考えてください。たとえば、ベッドを置く場所が決まったら、そこから手を伸ばして明かりを着けた消したりできる、あるいはスタンドを設置出来るようなスイッチとコンセントの位置を考えるわけです。

また、掃除機を使う時に一箇所のコンセントで部屋全体を掃除出来るかどうかも重要なポイントです。リビングのように広い空間だと、家事の効率も考えて電源の場所を考えなくてはいけないからですね。

あるいは、冷蔵庫や電子レンジなどの大型家電の場所からトースターやミキサーなど小型の家電まで、キッチン周りには電気製品の電源が複数必要です。何をどこで使うかをなしに、快適な配置は考えられません。

外付けの電源も必要

アウトドアや洗車、庭木の剪定、門柱の明り取りのために、外構工事による屋外のコンセント設置も重要です。特に除草や枝打ちには電動の草刈り機やジグソーのような機械があると便利なので、外付け電源が欠かせません。

あるいは、今後電気自動車を買うことも考えておくことも大切です。2022年には軽自動車のEV車も販売され始めましたし、今後電気自動車はどんどん身近なものになっていくと予想されます。そこで、駐車スペースの場所から使いやすい位置にどうコンセントを設置するのかを考えなくてはいけないのです。

エアコンの位置も考えて配置する

エアコンを設置したとき風がどんな方向から吹いてくるのか、カーテンの位置、窓の位置との関係はどうなのかを予め考えておくことも重要です。位置が悪いとエアコン本体を思ったように配置出来なかったり、それによって風の方向が悪くてなかなか部屋冷えない、あるいは冷えすぎてつらい、といったことが起こり得るからです。

さらに、エアコン自体の大きさについても考えておくといいいですね。どの程度の規模、サイズのものを購入するのか、壁に設置したときの整合性を検討してからコンセントの配置も考えましょう。

最初から数を多く設置する

不安があればいっそのこと最初からたくさんコンセントを着けてしまうという方法もあります。コンセントの設置工事は2000円ほどしかかかりません。5箇所増設しても1万円です。そのくらいの出費は、他のオプションを見直すことで充分補填出来るでしょう。

例えばオーダーカーテンのグレードを一段階落とすといった方法で、予算オーバーを回避できます。もし、それほどこだわりの無いオプションがあれば思い切って費用を削ってしまい、スイッチやコンセントの数を増やすほうがおすすめです。

スイッチもできれば部屋に複数箇所ある方が、生活動線にそって明かりを着けたり消したりするのが便利になるでしょう。

生活動線と同時に考える

動線の作り方の記事でも紹介したように、図面の中を歩き回って考えてみることが大切です。どのくらいの大きさのテーブル、椅子、ソファをどこに置くのか、そこに座ってパソコンを使うときに、どこにコンセントがあれば安定しやすいかを想像してみてください。

仕事から帰ってきて玄関のドアを開けて、どこにスイッチがあればすぐ明かりを着けられるか。スイッチやコンセントの位置は、施工主が好きな場所に設置出来る分、ほんの数センチずれてしまっても不便を感じてしまうものなのです。

考えたプランを一度寝かして再考するということも重要です。というのは、そのときは「これでよし！」と思っても、時間が経つと新たにもっといいアイディアや見落としていたことに気付けるものだからです。そして再度図面の中を歩き回ってみましょう。引っ越してからも使う家具の幅や奥行きを図り、図面の数値と比べたりすると思い描きやすいですね。

家事や仕事に電源が欠かせないのですから、配置や数によって生活のしやすさも左右されるもの。ぜひ設計図面を何度も確認して、将来をワクワク想像しながら配置も考えてみてくださ」。

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