住宅メーカーにはそれぞれ自社が建てようとする家のコンセプトがあります。例えば低価格路線の新築に特化してたり、デザイン性を重視した家造りをしていたりなどです。
自分たちの希望に沿った住宅を建てるためには、メーカーの方向性を知っておかなくてはいけません。そこで、住宅メーカーが持っている特性別に適性診断をする方法を紹介します。
また、一つのコンセプトにこだわり過ぎてしまうことのデメリットも合わせて解説しましょう。
住宅メーカーの特性は大きく分けて4つあります。価格(特に低価格)を重視しているか、素材にこだわりがあるか、機能性を重視しているか、デザイン性に特徴があるか、の4点ですね。
ですので、機能性重視のメーカーで低価格の家を建てようとしても、メーカーのコンセプトと希望が噛み合わないので話し合いがうまくいきません。。
まずは自分の希望の条件をよく理解した上で、マッチするメーカーを選ばなくてはいけないことを覚えておいてください。
希望条件、価値観についてはこちらの記事も参考にしていください。
価格重視、特に低価格で家を建てることを得意としているメーカーなら、住居についてのこだわりがあまりない施工主さんに向いています。とくに、自己資金0、フルローンで家を建てたい場合はなおさらですね。
鳥取市内では1500万円以上の資金が必要な場合が多く、1000万円以下の施工は難しくなっています。予定している金額内で収めてくれるメーカー探しが重要なのです。
参考
素材にこだわったメーカーは、無垢の木や国産木材などを使った家造りを得意とします。そのため、木の温かみや自然の雰囲気を感じながら暮らしたい人に向いています。
特に鳥取県産杉材は、加工してもフィトンチッドという物質を発していてリッラクス効果があるという報告もあり、オフィス空間に利用されたりもしています。
また、アウトドアが趣味でよりナチュラルな環境で暮らしたいという人にも向いています。
耐震性能にこだわりたいという人に向いています。防災や耐震へのニーズは年々大きくなっています。2000年以降全国の多くの場所で深刻な地震被害が発生しました。大きな地震に耐えて住み続けられる家を希望する人が多いことにもうなずけます。
また夏涼しく、冬温かい家を作りたい、コンセントの位置など電気設備にこだわりたいという人にもおすすめです。
個性的な家を建てたいという場合には、デザイン性を重視しているメーカーが向いています。画一的ではなく、自分の理想のイメージの家を建ててほしい場合ですね。
プラスして、設計やデザインを担当する建築士の方とやり取りを交わしながら、楽しんで自分の家を作りたいという人向けです。そういう打ち合わせが苦痛でない場合にはかなりおすすめです。
大手ハウスメーカーを選ぶメリットは、安心安全な家造りを叶えてくれるということです。なぜかというと、資産力が高いので倒産のリスクが低く、保証が充実しているからです。築数十年単位の保証を受けられる場合もあります。
さらに数多くの新築住宅を手掛けてきた実績があり経験豊富な担当者に当たりやすいのもメリットの一つです。図面を書いてくれるまでが早かったり、見積もりの提出がスピーディーという長所があるからですね。
すでにある程度のプランやオプションが決まっていることも多く、調べたり覚えたりするのが苦手、おまかせで建ててほしい場合に頼りがいがあるのが大手の最大の特徴です。
ハウスメーカーが持っている特徴とコンセプト、それに向いている人の傾向について解説しました。ですが、低価格路線やデザイン性にこだわり過ぎると、他の機能に盲目になってしまうことがあります。結果としておこりうるデメリットを紹介しましょう。
予算が限られていると言っても、10万円〜20万円程度なら頑張れる、という場合もあるのではないでしょうか。その僅かな出費で、高性能なキッチンやバス・トイレを設置することもできるのです。
ですが、とにかく金額を惜しんでしまうことで、結局暮らし始めてから不便を感じることも十分ありえます。とくにお風呂は、将来自分が高齢化した場合も快適に入ることができる広さ、バスタブの高さかを考えることが重要です。
無垢材は利点や魅力がたくさんありますが、実際に暮らしてみるとで経年劣化で壁や床の汚れや傷が目立ちやすくなるデメリットがあります。
たとえばテーブルや椅子の足の跡が付いたり、日焼けして色が変わったりなどです。もちろん、施工の時メーカーからそうなるというせつめいはあるはずです。
それはそれで風合いの出るものでもあるので、納得できるのであれば問題なく打ち合わせを進めましょう。却って家族が暮らした歴史になるかもしれませんから。
住宅の機能というのは、耐震性、高断熱性、低炭素など様々なものがあります。これらは比較的新しい設備で、高機能というイメージをもっている方も多いかもしれません。しかし、高性能な住宅にはそれだけ制限がかかってしまうという側面も知っておいてほしいのです。
たとえば耐震性能を重視したとします。耐震設計には壁の強度が重要となるので、設置できる窓の数や大きさがが限られてしまいます。そのため、場所によっては昼間の採光が難しく灯りを点けなくてはいけないくなることも考えられます。
デザインとも関わってくる窓の配置ですが、壁一面を大きな窓にして日当たりの良い家にしたいというニーズと耐震性の強い家というのは、2つ同時にてにはいりません。どちらかの希望を選ばなくてはいけなくなるのです。
先程とは逆で、デザインにこだわって大きな窓やコーナー窓をつけようとするとそれだけ壁がもろくなります。つまり、耐震性能が低下して、家の機能が制限されてしまうということです。
さらに、デザインを重視しているハウスメーカーと一言でいって、会社に得意としているよってデザインのタイプは様々です。南仏風、北欧風、純和風、切妻屋根か、平屋かなどですね。
メーカーは概ね自分たちが取り組んでいるデザインを提案してきます。そのため、場合によっては自分たちの希望と全く違うデザインを提案されることもあります。デザインにこだわりすぎることもやはり大きなデメリットを招いてしまうのです。
住宅会社各社には、それぞれ自社が掲げるコンセプトというものが存在します。会社ならではのこだわりとも言えますね。その特徴をよく知っておかないと、話し合いに思わぬ時間を取られたり、何より理想の自宅が手に入らないかもしれません。
あるいは、自分たちの家に対する価値観が決まっていても、実際住んでみたら意外と不便、この機能は要らなかった。そういうところが見えてくるものです。トリスマスタッフは経験をもとに、お客様が求めるニーズにピッタリな機能をもったハウスメーカーを提案出来ます。
土地も合わせた施工主さんの希望を聴き、本当に必要な「価値感」を一緒に考え、そのうえ的確にマッチングを行います。ぜひお気軽にご相談ください。
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